理学療法士・インテリアコーディネーター 池田由里子の雑記帳。２

福祉住環境コーディネーター2級、3級のテキストが改訂になりました

 

2014年度からの試験は、改訂２版公式テキストに準拠して出題されるそうです。


3級テキスト内のコラム、P128～129『福祉「整理収納」整備』を
当ブログ管理人：池田が執筆担当させていただいているため
改訂版を送っていただきました。


リハブインテリアズのブログをご覧の皆さんは
すでに2級を持っている、または
2級から受験したいと思っている方が多いのかもしれません。
そのような場合、3級テキストは目を通すこともないでしょう。


しかし、より広い対象者のために、わかりやすくかかれた3級は、
すでに2級以上を取得された方にもたくさんの学びがあると思います。


なぜなら、福祉住環境整備を必要とされる方は
多くの場合、医療や福祉を詳しくはご存知ない一般の方。

そのような方へ、どんな説明をすればご理解していただきやすいか、
やさしい表現の仕方など、さまざまな学びの切り口があると思うのです。


図書館などでご覧になられてもよいと思います。

この分野にご興味のある方に、3級テキストはおススメです。

「高齢者のための整理収納術」執筆させていただきました

「住まいとでんき」日本工業出版（株）7月号に、
「高齢者のための整理収納術」というタイトルで原稿執筆させていただきました。
http://www.nikko-pb.co.jp/user_data/d_top.php?category_id=7


元気シニアをターゲットにした整理収納術についての解説で、
事例として私の母の住み替えについてもご紹介させていただきました。


一冊まるごとテーマが「住まいと高齢者」ということで、
このブログをご覧いただいている方にも興味深い特集号かもしれません。


日本工業出版（株）様からは、
「福祉介護テクノプラス」という雑誌でもお世話になり、
二度目のご依頼でした。


このときは、『整理収納の基本知識と実例～「福祉整理収納整備」をめざして　
高齢者施設における整理収納術』というタイトルでしたので、
整理収納術の高齢者施設編と元気シニア編、
二つをまとめる機会をいただけて、光栄でした。


住宅メーカー、設計事務所や電気工事店さんなどが
主な購読者層とのことですが、
機会がありましたら是非お手にとってご覧いただければ幸いです。

ご依頼ありがとうございます(*^_^*)

昨日は以前執筆させていただいた日本工業出版株式会社様から
新たな原稿依頼をいただきました。

前回は福祉施設向けでしたが、
今回は一般高齢者の住まいと整理収納がテーマ。

わかりやすくお伝えできるよう頑張ります(*^_^*)

『姿勢調節障害の理学療法』第２版出版

 

『姿勢調節障害の理学療法』第２版が出版されました。

私も執筆者の一人として参加しております。

第26章「高齢者に対する環境調整」が担当箇所です。

初版は2004年でしたが、多くの読者の方の支持により第２版の発刊に至ったそうです。
本当にありがたいことです。


ご興味のある方がいらっしゃいましたら、手に取っていただければ幸いです。

 

 

 

福祉介護テクノプラス ２０１１ ９月号

福祉介護テクノプラス　２０１１　９月号

P63 Advocacy
整理収納の基本知識と実例～「福祉整理収納整備」をめざして
高齢者施設における整理収納術

を執筆させていただきました。

 

施設の環境づくりに参考にしていただければ幸いです。

福祉住環境コーディネーター3級公式テキスト改訂版にてコラム執筆

昨年秋、福祉住環境コーディネーター3級公式テキストの改訂にあたり、
コラムの執筆依頼をいただきました。

予定通り発行されたとのことで、
本日、見本が届いています。

 

実は私、3級試験は第1回目の受験者。
当時、東京と神奈川の2箇所でしか開催されなかったため
わざわざ上京したのです。

その私がテキストの一部を執筆させていただき、
試験も次回は26回目とか！！

なんとも感慨深い・・・

さて、私が書かせていただいたコラムのタイトルは
『福祉「整理収納」整備』。

福祉住環境整備を真似て考えました。

昨年、整理収納を深く学ぶ中で、
家の中にはこれほどたくさんのモノがあるのに、
住宅改修の視点は今まで
人と住まいだけだったことに気付きました。

もちろん、住まいへの配慮に収納という内容はありましたが、
ものの本質や、所有の意味を考えるほどまで
深いものではなかったように思います。

限られた文字数で、
皆様にわかりやすく伝えられるよう努力したつもりですが、
興味を持たれた方は、
是非一緒に記載した参考文献もお読みください。

人とモノがよい関係にありながら、
障がいを持っても、高齢になっても、
暮らしやすい住まいであるように、
そのお手伝いを弊社も行って行きたいと思っています。

 

 

★ホームページへお気軽にご訪問ください（＾0＾）

http://www.rehab-interiors.com/

 

★日々の心が元気になる出来事を綴ったアメブロもどうぞ。

「本日もインテリア・リハビリテーション」

http://ameblo.jp/yurikoikeda/

 

その後の活動

気になりつつも日々が過ぎ
ついに2ヶ月間、ブログを更新しませんでした。
ツイッターのウィジェットをサイドバーに貼り付けたので
せめてここから伝わればと思いつつ・・・

前回ブログ「青のオフィス完成」のあとはこんなことしてました。

●9月

・徳島県にて福祉住環境コーディネータータウンミーティングに講師として参加。

主催の阿波グローカルネットの皆さんは、本当に素敵な方ばかりで
楽しい交流ができました。
また徳島に行きたいな！

これがきっかけで、3級テキストを一部執筆させていただけることに。
ありがとうございます。

・設計事務所勤務時代にインテリアを担当させていただいた老人保健施設様から
風除室内の手洗いコーナーのデザイン依頼を受けました。

去年、新聞に弊社が掲載されたことで会社名を覚えていてくださって
苦労して連絡先を探し当ててくださったとのこと。
本当にありがたいことです。
もうすぐ工事がはじまります。

・国際福祉機器展2010

毎年参加のHCR。今年は消臭機能のあるビニルクロスに注目。
どのメーカーも持ってはいましたが、
「ルノン」さんはカタログ全部のクロスが対応になり、バリエーション急増。
あとは現場への卸価格をどれくらいがんばっていただけるか！

●１０月

・大川家具のイベントで、産官学で開発された福祉家具を見てきました。

ほかにも、広松木工さんの食堂椅子、たいへん座り心地がよく
MYシニア向け椅子コレクションに近々加えたい！
久しぶりにいい椅子に出会いました。

・マダム・ホー先生とお会いしました。

お金と幸せの素敵な講演や執筆でご活躍のマダム・ホー先生。
ツイッターがご縁で、熊本で三日間ご一緒させていただきました。

マダムは作業療法士でもいらっしゃいます。
同じリハビリテーションのバックグランドを持つ大先輩としても
憧れの存在です。

同じく、医療法人大浦会の小山敬子先生や
九州中央リハビリテーション学院の中島雅美先生とも
マダムとのご縁で素晴らしいひと時を過ごさせていただきました。

美しくご活躍の素敵な先輩女性に恵まれて、とっても幸せです。

・整理収納アドバイザーのための事業支援講座
～創業塾キャラバン　in 福岡～　に参加。

とってもソフトで優しい雰囲気の芳賀先生の、
厳しく愛あるご指導で学び多いひとときでした。

●11月

・整理収納サービス実践

1級資格取得後、住宅での整理収納サービスを
恩師・竹本先生のお仕事で
実践させていただきました。

ひと言では言い表せないくらい、整理収納は奥が深い。
スキルを学ぶというだけでなく、
自分自身にとってとても学びが多く、
人生とは、豊かさとは、などを考えさせられます。

・環境づくりセミナー（体験版） in 湯布院

12月から10回連続セミナーのご依頼をいただきました。
楽しく学べるセミナーになるようにがんばります。

・ロータリークラブにて卓話

ロータリーでお話させていただくのは3回目。

さまざまなご経験をされている社長様方の前でお話するのは
何度やっても緊張します。

・熊本保健科学大学理学療法学科3年生に生活環境論の講義

昨年に引き続きご依頼をいただき感謝です。

理学療法士の可能性について、
学生さんに何か気づいてもらえたら嬉しいです。

・整理収納アドバイザー二級講師試験

先週の金曜日に受験してきました。
年末に合格発表。それまではドキドキです。

一緒に受験した同じ福岡5期のtamicoさんが
彼女のブログで素敵に紹介してくださいました。

病院や高齢者施設で、整理収納のセミナーを開催して
スタッフの皆さんにその重要性と具体的な実践方法を
学んでいただきたいと思っています。

・作業療法ジャーナルで連載執筆　「作業療法に生かすインテリアの知識」

６回の連載でしたが、12月号で最終回となり無事終了いたしました。
読んでくださった皆様、三輪書店様、ありがとうございました。

・・・・・

ほかにも色々あるのですが、
すでにかなり長くなっているので割愛します＾＾；

これだけの内容、そのとき記録していれば
振り返って再び学びにすることもできたのにとも思いますが
「これでいいのだ～」と思うことも大事。
私の中にしっかり浸透していることを、信じます。

気持ちを切り替えて、ツイッターばかりでなく
ブログ発信もがんばります。

連載第三回『作業療法ジャーナル9月号』

 

連載中の『作業療法ジャーナル』、
9月号が出ました！

（今回はお知らせが少し遅くなりました＾＾；）

OTのための教養講座
Lesson7・作業療法に生かすインテリアの知識
<その３>　作業療法と色彩

今回は、OTさんに役立つカラーに関する情報ををご紹介しています。

カラーの内容なのに、紙面の都合上
文字ばかりになってしまいましたので
少し補足したいと思います！

色の基礎知識

マンセル表色系とは？

 

この内容はウィキペディアをご覧になっていただくと
わかりやすそうです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0

色を施工者と共通言語で確認できる知識を持っていただき
微妙な色合いの違いによるクレームとならないよう、
気をつけていただければと思います。

色の心理効果について、
学んでみたい方にはこちらがおススメ。

『色の秘密―最新色彩学入門』　野村順一・著　文藝春秋
http://www.amazon.co.jp/%E8%89%B2%E3%81%AE%E7%A7%98%E5%AF%86%E2%80%95%E6%9C%80%E6%96%B0%E8%89%B2%E5%BD%A9%E5%AD%A6%E5%85%A5%E9%96%80-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%87%E5%BA%ABPLUS-%E9%87%8E%E6%9D%91-%E9%A0%86%E4%B8%80/dp/4167660903

色彩失認についての文献、少し探したのですが
あまりたくさんはないようです。
ぜひ、これを機会にOTさんに興味を持っていただき
研究発表していただけることを楽しみにしています。

目の変化による色覚の多様性

・白内障による見え方の変化

白内障、見え方、などの検索キーワードでたくさんヒットします。
公共性の高いサイトが見あたらなかったので
申し訳ございませんが
こちらは皆様でお調べください。

・色弱者の見え方の変化

NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構のホームページを
ご覧ください。
http://www.cudo.jp/index.html

色彩心理とカラーセラピー

設計事務所に勤務していた頃
私は色の心理効果に大変興味を持っていて
末永蒼生先生が主催される
㈱ハート＆カラー「色彩学校」の
東京校、大分校で学びました。

OT,PTさんも色彩心理についてちょっとした知識があれば
患者さん、お年寄りとのコミュニケーションに
とても役立つと思います。

また塗り絵も、単なるアクティビティではなく
色による癒し、よりその方のことが理解できるきっかけに
なったりすることもあります。

先生の著書もたくさんありますので、是非ご覧ください。

http://www.heart-color.com/



※仕事やプライベート、何かと役に立つ色の知識。
この連載で、興味を持っていただけたら幸いです。

 

次号は利用者様作品、掲示物などの
「飾り方のポイント」についてです。お楽しみに！

★ホームページへお気軽にご訪問ください。

連載第二回『作業療法ジャーナル8月号』

 

先月より連載スタートの 『作業療法ジャーナル』、
8月号が出ました！

OTのための教養講座
Lesson7:「作業療法に生かすインテリアの知識」
<その２>　作業療法と整理・収納術

今回は、OTさんに役立つ整理収納術をご紹介しています。

OT室や住宅改修で、少しでも参考にしていただければ幸いです。

私自身、環境づくりセミナーを、
高齢者施設などのスタッフを対象に開催しながら
インテリアを語る前に、まずは整理収納が大切と
気づかされた今年。

まだまだ勉強中ですが、
理学療法士として見てきたOT室内、OTの業務に
整理収納を役立てていただけるよう
できるだけ具体的にまとめてみました。

整理収納は思考の整理にもつながります。

ご自宅、職場をすっきりさせて
仕事がはかどる、アイデアが浮かびやすい、
そんな空間づくりを目指してください。

お盆前に夏の大掃除をされる病院や施設さんでも
モチベーションUPのきっかけにしていただければ・・・

次号は「色」についてです。お楽しみに！

『作業療法ジャーナル』にて連載スタートします。

 

『作業療法ジャーナル』7月号より、
連載を担当させていただいています。

OTのための教養講座
Lesson7:「作業療法に生かすインテリアの知識」というタイトルで全6回です。

初回は
その１　ナイチンゲールに学ぶ環境づくり
という内容でスタートしています。

働く場所に関わらず
患者様、利用者様、お年寄のための
環境設定に関わる職種の一員として
ナイチンゲールの『看護覚え書』を
OTの皆様にも是非知っていただきたかったのです。

1800年代後半に書かれた本ですが
今にあてはめて読み進めれば
たくさんの気付きにはっとさせられる
素晴らしい本だと思います。

次回以降は
実際のインテリアの知識を
施設の中や、住宅改修の場面で
具体的に生かしていただく方法を
ご紹介していきます。

今は第４回目の原稿を執筆中です。
こんなことが知りたいなどのリクエストがございましたら
お気軽にお聞かせください。

本文中や、このブログなどでも
お答えできればと思います。

ご感想やお気づきの点なども
お寄せいただければ励みになります。

１２月号まで、どうぞ宜しくお願い申し上げます。