
高齢者施設の食堂・談話室改装プランをご依頼いただきました。
和風インテリアをご希望でいらっしゃったので
今回のデザインのポイントとして
浴衣で作るカーテンをご提案したいと思っています。
(上の写真は、自宅にたまたま仕立てずに置いていたもので
ご提案する柄は別のものです。^^)
前職、株式会社デアマイスター勤務時代、
施設の大空間を仕切るための、インテリア性の高いアイテムとして
パーティションをオリジナルで製作販売していました。

空間のアクセントにもなるよう
フィンランドのテキスタイルメーカー「マリメッコ」の
色鮮やかな布を使用していました。
マジックテープで取り付けるだけの簡単な仕組みでしたので
ご購入いただくお客様には
「夏場など、浴衣生地を何枚か縫い合わせたものを利用して
雰囲気を変えてもいいですよ。」と
アドバイスさせていただいたものです。
生地があまったら、
テーブルランナーやランチョンマットにもできますよ、と。
高齢者施設のカラープランにおいて
青や紫などの色を大面積に使うと
冷たく沈みがちで、取り入れるのが難しく感じます。
しかし、浴衣の紺色、なすび色などは
日本人にはたいへん馴染み深い色で
思い出や、夏のイメージなどで
親しみやすく感じていただけるのではないかと思いました。
浴衣の柄を生かすためにも
ヒダをとらず、タペストリーのように飾ったほうがよいでしょう。
ちょうど、この春オープンした私のオフィスでは
IKEAのファブリックで写真のようにカーテンを作りましたが
このようなイメージを考えています。

日本のカーテンメーカーで
和風のもの、大人が美しいと感じられる大柄なものを
探してもなかなかよいものが見当たらないのですが
浴衣はそのような視点でみても
美しい、大胆な柄が豊富にあります。
自宅でも、どこか一箇所やってみようかと検討中です。
夏限定でオフィスでやってみてもいいかもしれませんね。
クリップ付きのカーテンリングを使っているので
カーテンのかけ代えも簡単です。
ネットで浴衣を検索していると
なんだかとても楽しみになってきました・・・
※フェイスブックに上記記事をUPしたところ、
説明が足りなかった部分について質問をいただきましたので、
追記します。
今回の浴衣カーテン、
全面に利用するような書き方をしてしまいましたが
窓は眩しさ対策がお客様からの強いご要望でしたので
メインにはブラインドを使用します。
その飾り的要素として、浴衣を利用したいと考えています。
タペストリーのようなイメージです。
防炎加工については、お客様によく説明いたします。
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11/20 更新しました。
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