新規開設のデイサービスセンターへ
インテリアアドバイスに行ってきました。
ここは介護予防に力を入れた施設で
作業療法士さんが所長をされています。
収納や間仕切りについてお悩みとのこと。
デイ施設はアクティビティやレクリエーションの道具など
モノが多く煩雑になりがち。
どちらの施設でも頭の痛いテーマなのではないでしょうか。
収納家具は壁際に置くものと思っている方が多いかもしれません。
豊富なスペースがあるならそれでもかまいませんが、
デイ施設は、利用者様作品を飾るため
壁面をよく利用します。
壁を全部収納に利用するとまた新たな問題が発生してしまいます。
私はデイのインテリアを考える時
腰高の収納家具を、間仕切り兼収納として
よくご提案しています。
(※柱の両サイドに設置した例。)
利用者様のロッカーとして使ってもよし、
レクや作業のための道具の収納として使ってもよし。
腰高の天板は次のアクティビティの準備をする作業台としても、
ちょっとした記録をスタッフが立ったまま書くスペースとして
使っても良い。
二人でかかえれば移動もできるので模様替えも簡単。
間仕切り効果もありながら、スタッフの目線も届きやすい。
一石二鳥にも三鳥にもなる便利な家具です。
腰高という高さの家具を、
壁際ではなく空間の真ん中に置くという発想はなかったらしく、
この提案にはとても感謝されました。
すでに家具やカーテンは買い揃えていらっしゃましたが
落ち着いたブルーやピンクなど。
介護予防に力を入れた施設なので
元気で明るい雰囲気が出せるよう、
この後購入予定の小物類には
もっと鮮やかでヴィヴィッドなブルーやピンクを選ばれるよう
アドバイスしました。
ブルー、ピンクという色味は変えず
色のトーンだけを変化させるので
空間全体がちぐはぐになることはなく、
元気な雰囲気を演出できると思います。
デイケア施設や病院で、理学療法士として働いたことがある、
インテリアコーディネーターのアドバイス。
ご興味がございましたら、お気軽にお問合せくださいませ。
最近のコメント
「認知症ケア、精神論だけじゃあかんで~。」 へのコメント)
「認知症ケア、精神論だけじゃあかんで~。」 へのコメント)