弊社「環境づくりセミナー」をご採用くださった
長崎県の老人保健施設様が
昨年の全国老健大会で
研修内容や実践報告について発表されていました。
実はそのことを私は知らされておらず、
やはり熊本県で同様のセミナーを開催させていただいた施設のスタッフさんが
教えてくださったのです。
このような場で発表していただき、
たいへん光栄に思いました。
是非、これからも施設における、ケアに活かす環境づくりを
継続して取り組んでいっていただきたいと思います。
社団法人全国老人保健施設協会ホームページ
http://www.roken.or.jp/index.html
※発表内容については個別リンクがかかってなかったので
以下にコピーペーストさせていただきました。
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第20回全国介護老人保健施設大会
新潟 24-メッセ-B2-6-6
利用者様の生活空間を充実させる環境づくりを目指して
長崎県 介護老人保健施設 サン森 裕康、西口智子、田辺直美、中島 潔
【はじめに】平成20年1月より約1年間にわたり当法人の様々な職種が参加し、医療福祉施設のための環境づくりについて、カラーコーディネーターの池田由里子先生より研修を受けた。研修は5つのテーマに分かれ、環境の大切さや高齢者が快適で安らぐような環境づくり、インテリアの工夫などについて学んだ。そして実際に各施設・病院で環境づくりに取り組んだことで、利用者様や家族様の気持ち、職員の環境づくりに対する意識に変化が現れたので報告する。
【研修の目的】・ 利用者様の自己治癒力を促し、高齢者の生命力を輝かせるような環境づくりを学ぶ。・ その施設らしい雰囲気を作りあげていく為の、インテリアの工夫について学ぶ。
【方法】・ 各施設・病院の担当者が集まり、講義とグループワーク。・ 研修ごとに出される課題を実践し、次回、取り組んだ内容を施設ごとに発表。・ インテリアチェックリストの実施。
【期間】平成20年1月~平成21年1月までの約1年間(2ヵ月に1回開催)。
【結果・考察】環境づくりの基礎は整理整頓である。以前、スタッフルームやカルテ庫の本棚は書類や掲示物など片付ける場所も決まっておらず、見た目にも悪く、探す手間など業務効率も悪かった。整理整頓を行うことで誰もが分かりやすく見やすい配置となり、気持ち良く働きやすい環境になった。次に、利用者様の居住空間への取り組みでは、研修前は色彩や飾り付けについて知識がなく、色が少なすぎたり、逆に多すぎたり統一感や季節感を出すことができていなかった。セミナーに参加することで施設のテーマカラーをコンセプトに、「色と心の関係」「配色のルール」「高齢者の視覚特性」を学び実践することで家庭的で馴染みやすい雰囲気に作り上げることができた。使用頻度の少なかった談話室も取り組み後は、利用者様と家族様がゆったりと話せる雰囲気になり使用されることも多くなった。よって、高齢者にとって馴染みやすい家庭的な環境を整えることが重要であることに気づかされた。さらに、今までは普段何となく使っていた椅子やテーブルなどの家具も、福祉用具として捉えることで利用者様に合わせた家具を提供することができ、その結果、利用者様のADL向上に繋げることもできた。椅子やテーブルは利用者様にとって毎日使うものであり、食事や談話、レクレーションの際など使用頻度の高いものでもある。その家具が利用者様に合っていないものであれば、できるADLもできないものになってしまうだろう。そしてアクティビティとして利用者様が作った作品を何も考えずにただ壁に飾っていたものも、セミナー参加後は額縁の利用や配置を考え、アートとしての価値を高めるひと工夫をするようになった。アートとして作品を飾ることで利用者様に達成感や満足感を感じていただくことができ、施設生活をより充実させることができるのではないだろうか。今回のセミナーでは、法人内の施設・病院が同じ目的を持ち参加することで、各施設の悩みや良い点、取り組んでいる事を話し合える情報交換の場となった。一つの施設だけで悩まず、他施設の取り組みを参考にできたことも多くあった。又、看護・介護だけでなく他職種で取り組むことで色々な視点からの取り組みが出来た。さらに法人全体で取り組むことで、法人を利用するすべての利用者様や家族様に家庭的で暖かいサービスを提供することができると思われる。
【まとめ】環境づくりに取り組んだことで、利用者様の笑顔や穏やかな表情が見られ、利用者様同士の会話が増え、交流の場を整えることができた。又、家族様の反響も良く、談話室など使用される家族様も増え、作品などを見て会話を楽しんでいる風景も見られるようになった。家具を福祉用具と捉えるようになり、ADLのアップに繋がり在宅復帰を目指す支援活動に繋がった。職員も環境を整えることが、ケアの質の向上にも繋がるということを意識するようになり、業務の効率も上がった。
【今後のサンの取り組み】・ 環境を味方につけたケアが実践できる。・ 各職員が自ら考え、環境づくりに関心を持ち取り組むことができる。




KYOKOさん、コメントありがとうございます。
応援していただき、感激です。
KYOKOさんに励ましてもらえると100人力です^^
目に見える環境と、それが心に及ぼすもの・・・
多くの方にお伝えできるよう、努力いたします!
投稿情報: 池田由里子 | 2010.07.30 19:45
『利用者様の自己治癒力を促し、高齢者の生命力を輝かせるような環境づくりを学ぶ。』←研修の目的もはっきりしていて、素晴らしいですね。
入居されている方にはもちろんのこと、現場の方たちにも、毎日過ごす場所が、心とカラダに及ぼす影響は、きっとはかり知れない事でしょう。
目に見えるものと見えないもの。
その両方が、確実に心とカラダに、細胞に刻まれていく。
そういう大事なことが、もっともっと沢山の方に分かっていただけますように。
由里子さんの今後のご活躍を私も心からお祈りしています!
投稿情報: KYOKO | 2010.07.30 19:28
kokuryuu22さん、コメントありがとうございます。
仕事が増えるようにお祈りしてくださって、
ありがとうございます(笑)!
環境づくりに関心のある施設様のお手伝いができるなら
全国どこへでもお伺いしたいと思っています。
応援にお応えできるよう、これからも頑張ります!
投稿情報: 池田由里子 | 2010.07.29 23:30
認知症介護実践者研修でも住環境問題を言われていましたが、池田由里子さんの推薦の本を熊本県の指導者の方が紹介されていました。
施設での住環境はやっぱり、蔑ろにされている所が多いことは否めません。
多くの施設が住環境に目を向ける方向になればいいと考えます。今回の発表はいいキッカケになるといいですね。最近のそして、池田由里子さんの仕事が増えることをお祈りしてます(笑)
投稿情報: kokuryuu22 | 2010.07.29 23:15